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■福島孝徳メモリアルストアについて

世界的に著名な脳神経外科医・福島孝徳氏が遺した知の遺産を、多くの方々にお届けしたい――。
その想いから生まれたのが、「福島孝徳メモリアルストア」です。

本ストアでは、福島氏が生涯をかけて築いた医療の知識や技術、そして手術に込めた哲学を記録した書籍やDVDを取り揃えています。
それらは、医療に携わる方々にとって貴重な学びの資料であると同時に、一般の方々にとっても、ひとりの医師の歩みに触れる機会となるかもしれません。

脳神経外科の最前線で世界に貢献し続けた福島氏の軌跡を、ぜひご覧ください。


●福島孝徳氏 プロフィール

福島孝徳(ふくしま たかのり)氏(1942年10月15日〜2024年3月19日)は、世界的に名を知られた脳神経外科医です。
「鍵穴手術(Keyhole Surgery)」の第一人者として知られ、日本のみならず、アメリカをはじめとする海外各国で難易度の高い手術に数多く携わりました。

なかでも脳腫瘍や脳血管疾患といった極めて困難な症例に挑み続け、多くの命を救ってきたその実績は、現代脳神経外科の発展に大きな足跡を残しています。

福島氏の歩みや理念については、以下の公式サイトにてご覧いただけます。
脳神経外科医 福島孝徳 公式サイト
https://dr-fukushima.com/

●経歴

1968年:東京大学医学部卒業後、同大学医学部附属病院脳神経外科臨床・研究助手に就任
1973年:ドイツ・ベルリン自由大学Steglitzクリニック脳神経外科研究フェロー
1975年:アメリカ・メイヨー・クリニック脳神経外科臨床・研究フェロー
1978年:東京大学医学部附属病院脳神経外科助手
1980年:三井記念病院脳神経外科部長に就任し、頭蓋底の鍵穴手術法を確立
ここで「鍵穴手術(Keyhole Surgery)」という低侵襲手術技術を確立し、世界的に広める
1991年:南カリフォルニア大学医療センター脳神経外科教授に就任
1994年:ペンシルベニア医科大学アルゲニー総合病院脳神経外科教授、アルゲニー脳神経研究所頭蓋底手術センター所長を歴任

●専門分

脳腫瘍手術(特に鍵穴手術による低侵襲手術)
頭蓋底手術
聴神経腫瘍手術
三叉神経痛・顔面けいれんの外科治療
脳血管障害の外科治療


福島氏は、手術技術の革新だけでなく、後進の育成にも力を注ぎました。
世界中の医師たちに技術と精神を伝え続けたその姿勢は、今もなお多くの人々の記憶に刻まれています。

本ショップでは、そうした福島氏の思いや歩みを記録した書籍やDVDを通じて、知識と哲学を次の世代へ受け継いでまいります。